レポーター細胞(InvivoGen)
InvivoGen 社の豊富な細胞株コレクションは、自然免疫に関連するシグナル伝達経路などの研究へ、迅速、高感度で信頼性の高い手法としてデザインされています。
Various cell types
InvivoGen 社の細胞株は、in vitro 生物医学研究で広く使用されている不死化細胞を由来としています。それらは、様々なヒトまたはマウスの組織から単離され、接着細胞または浮遊細胞として増殖されています。
A549 / HCT116 / HEK293 / HeLa / HepG2 / HT29 / Jurkat / Ramos / THP-1 / B16 / J774.1 / RAW 264.7
Inducible expression of one or two reporter genes
同社のほとんどの細胞株は NF-κB 誘導性 SEAP(分泌性胎盤アルカリホスファターゼ)、および/または IRF 誘導性 Lucia ルシフェラーゼを発現します。どちらのレポータータンパク質も分泌性で、適切な検出試薬を使用して、細胞上清中から簡単に検出することができます。
Thoroughly tested
InvivoGen 社の細胞株は、強力で再現性ある結果を確保するために、生存率、安定性、生物活性およびマイコプラズマフリーについて幅広く試験されています。さらに同社は、エンドユーザーによる最適化またはトラブルシューティングの必要性を最小限にするため、全ての細胞株で詳細な取扱いおよび実験手順を提供しています。
ラインアップ
- Transcription factor reporter cells
転写因子レポーター細胞は、2 つの主要な自然免疫シグナル伝達経路である NF-κB および IRF と NFAT 経路の活性化をレポートするために改変された、ヒトおよびマウス細胞株の幅広いコレクションで構成されています。それらは SEAP および/または Lucia ルシフェラーゼレポータータンパク質を転写因子依存的に発現します。
- PRR reporter cells
InvivoGen 社は、パターン認識受容体(PRR)の主要なファミリーに対する、レポーター細胞株の幅広いコレクションを提供しています。これらの細胞は、PRR 同族アゴニストでの刺激による SEAP および/または Lucia レポーターの分泌で、NF-κB および/または IRF(あるいは AhR)経路の活性化をレポートします。
- INFLAMMASOME test and reporter cells
インフラマソームは様々な外因性および内因性の刺激を感知した際に形成され、IL-1β および IL-18 の放出とパイロトーシス細胞死を引き起こす、多タンパク質プラットフォームです。InvivoGen 社は、NLRP1、NLRP3、NLRC4 または Caspase-4 インフラマソームの研究を可能にする、一連の細胞株を提供しています。これらのインフラマソームの活性化は、蛍光を使用して in situ で、または IL-1β および IL-18 レポーター細胞を使用した培養上清でモニタリングができます。
- AUTOPHAGY reporter cells
InvivoGen 社は LC3B タンパク質の評価によりオートファジーフラックスのモニタリングが可能な、3 つの異なる由来の細胞株を提供しています。これらの細胞株は、GFP および RFP を融合した LC3B で構成されるキメラタンパク質を発現します。オートファゴソームでは、両方の蛍光タンパク質がシグナルを発する一方、オートリソソームでは GFP シグナルが減少し、RFP シグナルは安定したままです。
- CYTOKINE reporter cells
サイトカインレポーター細胞は、主要なサイトカインによって誘導されるシグナル伝達経路の活性化をモニタリングする、簡単、迅速で、信頼性の高い手法としてデザインされた、拡大中の改変細胞株ファミリーです。これらの細胞は、これら生物活性サイトカインの検出を可能にし、また抗体などのアゴニストまたはアンタゴニスト活性を示す化合物のスクリーニングにも使用可能です。
- Immune-checkpoint bioassays
InvivoGen 社の免疫チェックポイントバイオアッセイは、免疫チェックポイント阻害剤または活性化剤のスクリーニング用にデザインされたセルベースの生物発光アッセイです。これらのアッセイはプライマリー T 細胞の使用に代わる、生物学的に関連し、高感度でしっかりとコントロールされた方法を提供します。
- ADCC and ADCP bioassays
InvivoGen 社は、対象の抗体の ADCC または ADCP 活性の解析用にデザインされた、セルベースアッセイを開発しました。これらのバイオアッセイは、CD16 または CD32 および NFAT 誘導性 Lucia レポーター遺伝子を共発現する一連の Jurkat レポーター T 細胞、および免疫チェックポイントまたは腫瘍抗原を発現する Raji B 細胞のコレクションで構成されています。
- COVID-19-related cell lines
HEK293 または A549 細胞株に由来する COVID-19 関連細胞株は、SARS-CoV-2 感染の研究用に特別にデザインされています。それらはまた、ウイルスまたは続く炎症反応をターゲットとする新規治療薬の開発にも使用可能です。
詳細情報
Web ページ
お問い合わせ
定価・在庫・標準納期・法規制等のご確認
ご注文に関するご相談
技術的なお問い合わせ
商品紹介
- プリメイド CleanCap® mRNA
- 翻訳効率の高い mRNA 合成「CleanCap® 試薬」
- ワクチンアジュバント(InvivoGen)
- レポーター細胞(InvivoGen)
- InvivoGen 社「PPR リガンドスクリーニングサービス」のご紹介
- 凍結精子バンク[KO/cKO マウスモデル](サイヤジェン)
- 商品紹介
ピックアップ
-
商品
紹介世界初! AI 駆動による革新的なラベルフリーイメージングセルソーター「VisionSort™」
シンクサイト細胞治療 / 再生医療 / iPS 細胞 / ゴーストサイトメトリー / フローサイトメトリー / セルソーターゴーストサイトメトリーを搭載した AI 駆動のラベルフリーイメージングセルソーター「VisionSort」は、蛍光およびラベルフリーのイメージングに基づく多パラメータ解析を用い、「教師あり学習」と「教師なし学習」の両方を活用して、分子マーカーが存在しない、または使いたくない場合でも、正確な細胞形態識別ならびに細胞分取を可能にします。 従来の蛍光強度情報による分析・ソート機能に加え、新規の AI ベース細胞形態データ分析・ソートが可能 独自に開発した光学技術により、細胞の形態的特徴を包括的に測定・解析 AI を活用し、細胞の特徴を従来マーカー(蛍光標識抗体など)に影響されずに判別 アプリケーション 細胞治療・再生医療 特異な表現型の細胞を判別 ラベルフリーのソーティングで、より自然な状態で細胞を除去 高薬効の細胞の選定・不要な細胞や異物の除去 疾患プロファイリング 未知の細胞集団を特定し、これまでにない観点で疾患情報を提供 新規バイオマーカーの探索 創薬 CRISPR システム等と組み合わせて、ハイスループットの表現型スクリーニング 新たな薬剤標的および作用機序の探索2025 年 5 月 9 日 -
-
春は出会いの季節です。研究室も人が出たり入ったりして、ドタバタしていませんか?そんな時こそ、コンタミ注意。問題になる前にチェック・予防を心掛けましょう。 マイコプラズマ検出 / 除去 / 予防試薬 マイコプラズマは、感染していても培養液に明確な変化を引き起こさず、また顕微鏡での観察時にも確認できないため、感染に気付かず汚染が拡大する可能性があります。マイコプラズマに感染した細胞は DNA・RNA・タンパク質合成への影響や染色体変異を誘発することがあり、貴重な実験データの信頼性を損なう恐れがあります。 検出試薬 MycoStrip - Mycoplasma Detection Kit 除去試薬 Plasmocin treatment / Plasmocure 予防試薬 Plasmocin prophylactic : マイコプラズマへ強力に作用 Normocin : マイコプラズマ、細菌、真菌に作用 Primocin : 初代培養用 抗生物質 / 抗真菌剤 ナカライテスクでは、細菌や真菌などの微生物による汚染を防ぐ各種抗生物質 / 抗真菌剤をラインアップしています。 抗生物質 - 抗真菌剤混合溶液 ペニシリン - ストレプトマイシン - グルタミン混合溶液 ペニシリン - ストレプトマイシン混合溶液 ゲンタマイシン硫酸塩溶液 カナマイシン硫酸塩溶液2025 年 4 月 1 日
-
キャン
ペーンおしえて!グル子 関連消耗品進呈キャンペーン!
フォラケア・ジャパンマウス / ラット / 血糖値 / グルコース測定 / センサー期間:2025 年 3 月 1 日(土)~ 8 月 31 日(日) -
商品
紹介シングルセル機能解析向けマイクロ粒子「Nanovials」
Partillion Bioscience Corporationソニー株式会社シングルセル / 生細胞 / フローサイト / 細胞分泌解析 / エクソソーム / 抗体 / プロテアーゼ / サイトカイン / 細胞成長因子特定の分泌物を出す細胞を生きたまま回収する技術 ナノバイアルは空洞を有するミクロスケールのハイドロゲル粒子で、単一細胞をロードすることができ、それらの細胞からの分泌物や放出分子を捕捉します。各粒子は細胞キャリアの役割を果たし、細胞とその分泌物の検出が可能です。これにより、表面マーカーなどの細胞の特性と分泌物の両方を分析し、これらの情報を単一細胞レベルで結びつけることができます。 高感度な、シングルセル機能解析アッセイ 個々の細胞の分泌物を補足・解析 細胞を生きたままで 高い細胞活性を維持し、下流アッセイに活用 専用装置不要 FCMを使ってハイスループットな解析・分取が可 アイデア 抗体開発向け B 細胞スクリーニング 抗体分泌細胞を直接スクリーニングすることで、ヒットの多様性を広げることができます。 細胞治療の開発 1,000 を超える CAR/TCR を機能的にスクリーニングできます。 SEC-Seq:分泌物エンコードシングルセルシーケンス 細胞分泌とトランスクリプトームの情報をリンクさせることができます。2024 年 10 月 8 日 -
商品
紹介高酸素透過性プレート「InnoCell®」
三井化学細胞培養用プレート / 初代培養 / 組織培養 / iPS 細胞 / Hepatocytes / 肝細胞 / Cardiomyocytes / 心筋細胞 / スフェロイド / 大脳皮質 / 高酸素透過性 / 低薬剤吸着性 / 蛍光観察